筋トレー知識・雑学

運動不足が身体に及ぼす影響

運動不足の弊害

どーも、まことです。
今日は、運動不足が身体に及ぼす影響について紹介していきます。

運動不足の人
「なんで運動が必要なんだろ??運動不足だとどうなるんだろう・・・」

こんな疑問を解決します。

運動不足が引き起こす弊害

運動不足が引き起こす弊害

一般的に、運動不足は以下の症状を引き起こすといわれています。

運動不足が引き起こす弊害

・最大酸素摂取量(VO2max)の低下
・骨格筋の毛細血管密度の減少
・糖輸送担体(GLUT4)の減少
・インスリン抵抗性の増大

聞きなれない単語がいくつか含まれていて理解できないことが多いかと思いますので、それぞれについて解説していきます。

1. 最大酸素摂取量(VO2max)の低下

1. 最大酸素摂取量(VO2max)の低下

まず、そもそも最大酸素摂取量とはなにか。

定義としては、体重1kgあたり、1分間あたりに体内に取り込める最大の酸素量のことです。

簡単に言ってしまえば、全身持久力の指標です。

持久力の指標である最大酸素摂取量が低下するということは、すぐに疲れる、しんどくなる、長く歩けないなどの症状が引き起こされるということです。

最大酸素摂取量の低下は、運動不足の悪循環を引き起こします。

すぐに疲れるので、さらに運動不足になり、さらなる運動不足は、さらなる最大酸素摂取量の低下を招いてしまうのです。

2. 骨格筋の毛細血管密度の減少

骨格筋の毛細血管密度の減少

筋肉には3つの種類があり、骨格筋心筋内臓筋があります。

体の外から見える筋肉は、すべて骨格筋です。

骨格筋限らず、筋肉には、血液によって、エネルギー源や酸素などが運ばれます。毛細血管はその血液の通り道です。

運動不足になると、毛細血管密度が減少し、それは筋肉の持久力の低下を招きます。

 

3. 糖輸送担体(GLUT4)の減少

糖輸送担体(GLUT4)の減少

GLUT4は、血液中のブドウ糖(グルコース)を細胞内に取り込む働きをします。

GLUT4が減少すると、血液中にブドウ糖が取り込まれず、残されてしまいます。

すると、血液中に糖が増えます。

言い換えると、それは血糖値が上昇するということで、糖尿病になってしまうということです。

4. インスリン抵抗性の増大

インスリン抵抗性の増大

抵抗性の増大と聞くと、一見、良いことのように思えてしまいます。

しかし、実は身体に悪影響のあることなのです。

インスリン抵抗性が増大すると、インスリンが分泌されても、インスリンが十分に作用できなくなります。

抵抗性が増大すると、多くのインスリンを分泌させないとインスリンが作用しないので、結果的にインスリン分泌の増大へとつながります。

このインスリン分泌の増大がさまざまな悪影響を及ぼします。

脂肪合成能を増大させ、脂肪蓄積に傾いた代謝状態を作り、さらには、基礎代謝も低下させます。

これらはすべて身体を太りやすい状態へと変えます。

最後に

今回の記事では、運動不足の弊害を4つ紹介しました。

運動不足で引き起こされる弊害の怖いところは、悪循環を引き起こすところです。

運動不足だと体力が低下し、より運動不足が加速するといったぐあいです。

運動をはじめるのに遅すぎるなんてことはありません。
運動不足を感じ始めた人はすぐに運動をはじめましょう!

 

参考資料
鈴木淳一「持久的トレーニングが糖尿病モデルラットの骨格筋毛細血管網に及ぼす影響」
高齢者の身体機能低下とそのリハビリテーション
2型糖尿病に関わるグルコース輸送体「GLUT4」機能を解明 理化学研究所