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科学的根拠とは?なぜ重要なのか?

科学的根拠とは?なぜ重要なのか?

どーも、まことです。
今回の記事では、当ブログでもよく言う”科学的根拠”について紹介していきます。
科学的根拠と言って堅苦しい話をするわけではないので、安心してください。

間違った情報や偏った情報に惑わされたくない人は必見です。

 

科学的根拠とは何か?

科学的根拠とは何か?

科学的根拠とは、試験や研究から導かれた根拠のことです。
「科学的証拠」や単に「エビデンス」と言われることもあります。

科学的根拠に基づいた情報というのは、個人の主観や思い込みの情報ではなく、試験や研究によって裏付けがある情報ということです。

後でも詳しく紹介しますが、科学的根拠に基づいた情報が全て正しいというわけではありません。
試験結果や研究結果にも信頼度の高いもの・低いものがあるため、科学的根拠に基づいているからと言って、必ず正しいというわけではありません。

 

科学的根拠はなぜ重要か

科学的根拠はなぜ重要か

科学的根拠に基づいた情報が重要とよく言われますが、なぜ科学的根拠が重要なのでしょうか?
科学的根拠がなくても、クチコミが良かったり、信頼できる人からのクチコミではいけないのでしょうか?

例えば、「〇〇さんも実践している△△ダイエットが効果的」と紹介された時、〇〇さんが痩せていれば、△△ダイエットが効果的な証拠と思ってしまいそうです。

そう思ってしまう気持ちもわからなくないですが、個人の意見でだけでは、その他大勢の人に効果があるかはわかりませんし、その人はたまたま害がなかっただけで、健康被害が起きる可能性があるものかもしれません。

科学的根拠は、本当に効果のあるものか、健康被害が起きる可能性があるのかなどの判断材料にできます。

 

気をつけなければいけない科学的根拠

気をつけなければいけない科学的根拠

試験結果や研究結果に基づいているからと言っても、その情報が正しいとは限りません。
(この判断は非常に難しいです)

例えば、ダイエット商品の広告で「〇〇という論文で、△△は脂肪燃焼に効果的であることがわかりました。」と紹介されていたら、科学的根拠もあるし、△△は本当に脂肪燃焼にいいんだなと思ってしまいそうです。

しかし、ここで気をつけなければいけないのは、その論文で報告された結果は、専門家の合意が得られている結果なのかということです。
今までの数々の研究報告によって、△△が脂肪燃焼に効果がないと報告されていたら、その論文の結果は今までの研究結果と矛盾するものになります。

大抵の場合、今までの研究結果と矛盾する報告が1つあっただけでは専門家の常識が覆ったりしません。
追加でさらなる研究が必要ですねとなるだけです。

悪質な広告の場合、専門家の合意が得られていないイレギュラーな論文を一つ引っ張り出してきて、「この商品のダイエット効果は科学的にも認められている」とすることがあるので注意が必要です。

 

正しい情報でも役に立たない?

正しい情報でも役に立たない?

専門家の合意が取れていても役に立たない情報もあるので注意が必要です。

なぜなら、「学術的に効果がある」と「実生活において効果が実感できる」は違うからです。

例えば、サプリメントの脂肪燃焼効果を確かめる研究では、そのサプリメントを摂取するグループと比較対象のグループにおいて、脂肪燃焼に差があるかを調べます。

単に差があるだけではダメですが、そこに統計的に有意な差があれば、効果があると報告することができます。

統計的に有意な差については後で詳しく解説しますが、簡単にいうと、誤差や偶然によって生まれる差ではなく、きちんと意味のある差ということです。

研究結果としては統計的に有意な差があれば効果ありと報告できますが、実生活で差があるとは限りません。

例えば、あるダイエットサプリメントの効果を調べた研究では、6ヶ月にもおよぶ試験の結果、ダイエットサプリメントを摂取したグループの方が1kg減量に成功し、これは統計的に有意な差であると報告しました。

研究報告としては、何も間違っていませんが、6ヶ月で1kgの差が出ただけでは、我々の実生活において有効なダイエット方法とは到底言えません。

 

統計的に有意な差とは?

栄養学的な例では少し理解しにくいと思うので、より身近な例で紹介したいと思います。

広告でA案とB案どちらが購入につながりやすいかを調査したとします。
調査の結果、A案では広告を見た人の50%が商品を購入し、B案では広告を見た人の49%が購入したという結果となりました。

結果としては、わずかではありますがA案の方が優れているという結果です。
しかし、これくらいの差であれば、「偶然そうなっただけじゃない?」とか「もう一度調査したらB案の方が良い結果になったりもしそうじゃない?」という感覚になると思います。

統計学を用いると、こういった差が意味のある差なのか、偶然や誤差によって生まれる差なのかを解析することができます。
そして、統計学を用いて意味のある差とみなせる差が「統計的に有意な差」と言われます。

 

まとめ

本記事では、科学的根拠の重要性と科学的根拠に基づいた情報でも気をつけなければいけない場合があると紹介しました。

科学的根拠に基づいた情報でも、気をつけなければいけないのであれば、科学的根拠なんて意味ないと思ってしまう人もいるかもしれません。
しかし、それは極端すぎる解釈です。科学的根拠に基づかなければなんでも言い放題になってしまいます。
(パワーストーンなどが良い例だと思います。)

サプリメントのような口にするものであれば、特に気を付ける必要があり、摂取しても効果がないというだけであればマシでましで、最悪の場合、健康被害が出ることもあります。

手間に感じたり、難しそうと思うかもしれませんが、サプリメントなどを購入する時にはできるだけ、科学的根拠を探した方が良いです。

当ブログもみなさんにできるだけ公平で正しい情報を届けていけるように頑張りますので、ぜひ、参考にしていただければと思います。